長襦袢と半衿の付け方は?

半衿

振袖には長襦袢と半衿が必需品で、レンタルショップを利用する場合はお店側で勝手に用意もしてくれますし、着た後のお手入れの方法や収納の仕方を覚える必要もありません。

しかし、振袖を新調される方や、お母様などご家族がお持ちの振袖を成人式などで利用する場合は、着付けは美容院などで第三者に任せるとしても、お手入れ方法も含めて、それらがどういうモノなのか知っておく必要があります。

ここでは、長襦袢や半衿の付け方を中心に、それらがどういうものなのかを詳しく説明しています。これから成人式を控えている方は、是非参考にしてください。

長襦袢と半衿はどうつける?

長襦袢と半衿の付け方を説明する前に、まずはそれらがどういうもので、振袖にどうして必要なのかを紹介します。

長襦袢は振袖のベース部分

長襦袢は、着物用の肌着だと認識している方も多いようですが、本来の長襦袢の役割は、振袖の下に身に付ける、「重ね」としての着物で、すなわち振袖のベースとなる存在です。

振袖を着用する場合は、まずは肌襦袢を身に付けて、その上に長襦袢、そして振袖本体を重ね着していきます。

したがって、振袖の下着になるのはあくまでも肌襦袢であり、長襦袢は下着というよりも、限りなく着物に近いモノという位置づけになっています。

長襦袢と半衿のつけかた

まず半衿とは、長襦袢に付ける化粧衿のことで、振袖の襟元に汚れや汗が付くのを防ぐ役割も担っていますが、見える部分であることから、着物をより引き立たせることができる存在でもあり、一般的には白色が採用されますが、様々なカラーにしたり、刺繍やビーズが付いたモノなど、いろいろな種類を選択することができます。

振袖をレンタルされる場合は、あらかじめ長襦袢に取り付けられているので、肌襦袢の上に長襦袢を着用することで、自然に半衿も身に付けることになります。

長襦袢に半衿をご自身で取り付ける場合は、長襦袢の中心と半衿の中心を合わせて、長襦袢の裏側に半衿を縫い付けてください。

裁縫が苦手で、自分では半衿を長襦袢に縫い付けることができない方は、きもの専門店などに持ち込めば、半衿付けを有料で依頼することもできますので、心配いりません。

長襦袢のお手入れ方法

振袖をレンタルした場合は、使用後そのまま長襦袢も含めて返品すればいいので、ご自身でお手入れする必要はありません。

しかし、振袖を所有されている場合は、下着ではない長襦袢にも、汗などの湿気は残っていて、そのまま押し入れなどに入れると、カビが生えたりシミの原因にもなりますので、収納する前に正しい方法でお手入れしなければいけません。

長襦袢に取り付けた半衿は、取り外して洗ってください。

長襦袢は、本来なら振袖に合わせて、絹などの質の良い素材を選択するのがおすすめで、そうすることにより着心地もよくて、真冬の乾燥した時期に行われる成人式でも、静電気が起こる心配も無用となります。

しかし、振袖を着た後のお手入れのことを考えると、最近では家の洗濯機でも簡単にクリーニングできる、ポリエステル素材の長襦袢も販売されています。

ウォッシャブル素材の長襦袢なら、半永久とはいかないにせよ、半衿が汚れて付け替えが必要になるまでは何度でも繰り返し利用することもできます。

長襦袢のたたみ方

湿気がきちんと取り去れたことを確認したら、長襦袢をたたんで収納します。

たたみ方は、浴衣とほとんど同じで、畳みや床などの清潔な場所で広げて、背山を左にすえて、左右の脇縫いを縫い目をずらし折り返して、上肩が上になるように重ねてください。

次にて手前の脇縫いを持ち、背縫い目線上に重ねて、脇縫いを身ごろ中心にくるようにし、裾を手前側の折り目よりも2cm程度内側に袖口がくるよう、袖幅を2つ折りしてください。

向こう側の脇線も同じように折り返したら、真ん中で合わせるようにして、袖も2cm程度内側になるように折り返し、丈を2つ折にしたら完了です。

長襦袢と半衿はセットで振袖を引き立てる大切な小物

半衿は、長襦袢に付ける化粧衿で、振袖を着るときに身に付ける下着代わりとなる肌襦袢の上に着る、振袖を引き立てるための重要な役割を担う小物です。

振袖の色や柄に合わせることにより、可愛らしさや華やかさをよりアップさせることができますので、慎重に選択しなければいけません。

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