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成人式の振袖をお探しの方に向け、ここでは、黒をベースにした振袖を7点ほどご紹介します。それぞれの振袖のブランドについても簡単にまとめましたので、ぜひ比較しながら検討してみてください。
黒そのものは暗い印象のカラーですが、黒の振袖は、決して暗い印象にはなりません。他の色とのバランスによっては、背景色としてよく映えます。ぜひ候補のカラーの一つに挙げておきましょう。
一蔵(いちくら)は、1991年に創業した比較的新しい振袖専門店。埼玉県さいたま市で一号店をオープンさせて以来、2020年3月現在で61店舗を展開するまでに急成長を遂げた振袖屋さんです(姉妹店を含む)。
タイプを問わず、様々なデザインの振袖を用意している一蔵。どんなデザインの振袖でも、どこか現代風な香りを感じさせるのが一蔵の振袖の特徴です。
クオリティの高さに対し、価格はとても良心的な印象。コスパを重視したい方には、ぜひおすすめしたい振袖屋さんです。
黒地に乗せた真っ白な大鶴と子鶴。真っ赤な牡丹柄をポイントに配するなど、色の強烈なコントラストが印象的な振袖です。柄そのものは古典系なのですが、全体的なイメージは完全にモダン系。普通の振袖では満足できない方や式典当日に他の新成人と差を付けたい方にとっては、とても満足度の高い一着になりそう。
TAKAZENは、1977年に大阪で創業した振袖と袴のレンタルショップ。2020年3月現在、梅田を中心に関西で54店舗を展開している着物屋さんです。
様々な種類の振袖を用意しているTAKAZENですが、特に多く取り扱っているのが流行のモダン系やレトロ系、キュート系など。「他人と同じような振袖は嫌だ」という方々の声に応えた流行の振袖を、毎年たくさん仕入れているようです。
振袖レンタルプランは77,000円~。小物一式レンタル、ヘアメイク、着付け、前撮りなどがセットになった料金です。ママ振り持込みの撮影も大歓迎。
黒をベースに、全身に色とりどりの伝統柄「毬(まり)」をメインに配した振袖。柄の色使いや大きさ、帯周辺のまとめかた、髪飾りのアレンジなどとの相乗効果で、大人っぽさの中にもキュートな雰囲気が演出されています。「誰よりも可愛くなりたい!」をコンセプトに生まれたブランド、TAKAZENらしい一着。
和ごころ りんずは、北海道から関西まで50店舗近くを展開している振袖レンタル&販売店。運営母体は、1892年(明治25年)に創業した老舗の有名呉服店「いつ和」です。
店内で用意している振袖の種類は、落ち着きのある古典系、かわいらしさを強調するキュート系、他とかぶらない個性的なモダン系など、非常に多彩。創業100年を超える老舗呉服店でありながら、今風のジャンルやデザインを決して否定しない姿勢のようです。
レンタルプランは150,000円~。30日間のロングレンタルなので、お正月を振袖姿で過ごすことも可能です。
一目だけ見て分かるとおり、とても大胆なデザインの振袖。柄に採用している花は伝統的ですが、それぞれの柄が写実的かつ大きめ。赤、黄色、紫、白など、色の使い方も大胆です。式典会場では、間違いなく他の新成人と違った存在感を放つことでしょう。老舗の呉服店でありながら今風のコンセプトを大切にする、和ごころ りんずらしい一着。
京都さがの館は、1900年(明示33年)に設立された老舗呉服店を起源に持つ着物屋さん。成人式の振袖、卒業式の袴、結婚式のドレスなど、さまざまなイベント向けの衣裳をレンタル&販売しているお店です。
用意している振袖のタイプは、伝統的な古典系、キュート系、クール系、レトロモダン系など非常に多彩。老舗であるにもかかわらず、古典系だけにこだわる着物屋さんではありません。
振袖を購入した方には、特典として卒業式の袴の無料レンタルが付帯します。
黒と赤のコントラストが印象的な振袖。伝統的な古典系の振袖ではあるものの、全身に配された柄のほとんどに赤を採用しているため、普通の古典系振袖とは全く違った印象にまとまっています。落ち着きの中にも情熱を感じさせる、不思議な魅力を持つ一着。振袖のインパクトに負けないよう、やや濃いめのメイクがおすすめ。
きもの365は、通販形式で着物のレンタルを行っているお店。専用サイトで商品を閲覧し、お気に入りの振袖を見つけたら宅配してもらう、という流れで利用するお店です。
試着せずに振袖をレンタルすることに不安を感じる人もいると思いますが、実際に利用した方々からの口コミを見る限り、あまり不安はなさそう。「サイトで見るよりも品質が良かった」という声も聞かれるほどです。
レンタル料金は1着10,780円~。往復送料無料と、とてもコスパの良いお店です。
ベージュのぼかしが入った黒地の振袖。繊細に散らされたピンクや白のコスモス、桜、梅などが、可憐で可愛らしい雰囲気を全体に与えています。クジャクの羽がデザインされた金地の帯も印象的。小物一式も付帯したレンタル料が、送料込みで16,280円。正絹の高品質な振袖ながら、とてもリーズナブルな料金設定です。
レンタルブティックARKは、1987年に恵比寿で誕生した衣裳店。成人式用の振袖のほかにも、ウェディングドレスやフォーマルドレス、七五三の着物など、さまざまな高級衣裳をレンタルしているお店です。
成人式向けの振袖としては、伝統的な古典柄から可愛らしいキュート系、流行りのモダン系など様々なタイプを用意。中でも古典柄の取り扱いが多い印象です。
併設されているスタジオでの撮影が付いた「スタジオフォトパック」は59,950円~。リーズナブルな料金設定もレンタルブティックARKの特徴の一つ。
夜間にライトアップされた枝垂桜。そんな印象のある豪華絢爛なデザインの振袖です。細やかな桜の花びらのほかにも、裾や袖には伝統柄の手毬(てまり)を表現。落ち着きと可愛らしさを両立させた、とても完成度の高い一着です。メイクやヘアアレンジ次第で、全体像を古典風にも現代風にもまとめることができそう。
花ごよみは、着物のレンタルやリメイクなどを専門に行っているお店。六本木、新宿、銀座、ニューヨークと、海外も含めて4店舗を展開している^着物屋さんです。
事業の中の一つに「日本の着物文化の啓蒙」を謳う花ごよみだからこそ、展開している振袖のデザインは、伝統的な古典柄が中心。カラーバリエーションは多彩ですが、柄はボタンや桜、辻が花、松など、日本の伝統美を表現するものが大半です。
レンタル価格は27,000円~と、かなりリーズナブル。着付けは付いていますが、ヘアやフルメイクは別途での申し込みとなります。
黒をベースにし、下半身を中心に小花や毬(まり)などが描かれた古典的な雰囲気の振袖。裾や袖に向けて地色をグレーに変化させるなど、さりげないオリジナリティを交えた一着です。基本的には色使いも柄も古典系なので、どんな方にでもマッチするはず。一生に一度の成人式を「きちんと」まとめたい方に適した振袖です。
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